東区錦ヶ丘のアパートの1Fで製造・販売をしている手作りマフィンのお店、オヤツヤ・ユウ。「“おやつ”だから気軽なものがいいんです」と話すのは店主の岡田さん。子育て中に感じていた「自分も気晴らしができて、小さな子どもと一緒に選べるような気軽なお菓子屋さんがあったらいいのに」との想いを胸に6年前にオープンした。「子どもが手づかみで食べられて、おつかいで買いにきても洋菓子のように気を使わずに持って帰れるものはなんだろう」と考えたときに浮かんだのがマフィンだったそう。崩れることもないので子どもに持たせるお土産にもぴったり。そんな岡田さんの想いが詰まったマフィンは、毎朝その日の分を一人で手作りしている。種類は常時13〜15種類ほど。材料には特にこだわり、牛乳、卵、バター等の動物性の食材を使わず、できる限り国産・無農薬・有機の素材で、岡田さんが実際に食べてみて美味しいと思ったものを使用している。生地はほどよい甘さであっさり。プレーン、チョコレート、くるみなどが定番で人気なほか、黒豆や爽やかなグレープフルーツもおすすめだ。
住 │ 熊本市東区錦ヶ丘26-17 さくら荘アパート1F ☎ │ 096-367-3858 営 │ 11:00〜18:00(早めに閉店する場合あり) 休 │ 月曜・火曜・水曜・祝日上質な暮らしを提案する
熊本の住宅会社「すまい工房」が運営する
新しいウェブマガジンISM
製品づくりに取り組む内に“デザインやプロダクトを通じて、山に目を向けてほしい”という思いが芽生え、2016年には林業を軸とした会社『Foreque』を創業、2017年にインテリアブランド『FIL』を立ち上げました。コンセプトは「Fulfilling life=満ち溢れる人生」。自然と人、人と人とが深い繋がりを持つ、小国の価値観を表現しています。人とモノの末永い関係性を育むプロダクトをつくり上げるために、東京やパリのクリエイターと手を取り、かたちにした家具は、ありがたいことにリリース直後から国内外の多数のメディアに取り上げていただいています。阿蘇の千年の歴史のなかで築き上げられた、人々の満ち足りた暮らしぶりを称える気持ちでつくった家具。これを見た100年後の子どもたちが、ふと山に目を向け、次世代の故郷の風景をつくる木を1本でも植えてくれたなら、私にとってこれ以上うれしいことはないですね。